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今年の避暑はスイスにて 第4章 [雑記]

7月16日

今日は1日自由行動の日。

昨日チケットを買ったグッドモーニングチケットによって、
ユングフラウヨッホへ向かう。

そのチケットを使うためには、07:17 の電車に乗る必要がある。
私は、6時前に起きて
ベランダに出ると、

山の端がきれいにピンクに染まっている。

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早速、K を起こして、テラスに出て写真を撮る。
心配していたが、今日も良い天気になりそうだ。

今日の朝食は6時30分から。
同じように、始発でユングフラウヨッホへ出かける人たちが集まる。

K が、行く前から、「スフィンクスに行くんだよね?」
と楽しみにしていたが、
スフィンクス展望台にはスフィンクスはいません。

ここ、スイスだし。
一応、「スフィンクスはいないからね。」と念を押しておく・・・・・・。

始発待ちのホームには思ったほど日本人はいない。
同じツアーの中の人たちに昨日、チケットはもう買ってある話をしたら、
すぐに駅に向かった人もいたようだが、
すでに、駅の窓口は閉まっていて買えなかったそうだ。

泊まっているホテルは本当に駅の真ん前。
改札口がないので、
まるで、駅とホテルがつながっているような印象さえ受ける。

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本当は、今朝までに、高山病の予防薬を買っておきたかったが、
昨日は日曜日で、開いている薬局は見つからなかった(T_T)。

何しろ、私が初めてこの登山電車に乗ったのは高1のとき。
終点駅のユングフラウヨッホに着いてすぐに高山病にかかり立っていられなくなってしまったのだ。

その後、2度来たが、その時は大丈夫だった。
さて、今日は大丈夫だろうか???

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さて始発電車がやって来た。

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電車が出発して、のどかな緑の牧場から、どんどん雪のある高山へと。

天気も最高♪

今日は少しハイキングを予定して、
登山用ステッキも持参♪

この登山電車は、上の方はずっとトンネルの中を走るので、
ところどころ、見晴の良いスポットで、短い停車時間がある。

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ここがアイガー北壁の中。
こんなとこに駅を作ってしまうんだから・・・・・・(^_^;)。

夏なので、まだここは雪が少ない。

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ただ、少し寒くなってきた。

私は日本からダウンジャケットを持って来ていたが、
あんまり天気が良いので、かさばるジャケットはホテルに置いて来てしまった。

K は、私に文句を言いながら、ウインドブレーカーを貸してくれた♪

次の駅。

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もう周りは見渡す限り、氷河です。

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とりあえず、まだ気分が悪くなることはないけれど、
涼しくて気持ちいい〜♡

そして、終点のユングフラウヨッホ駅。
別名、トップオブヨーロッパ。
何と、海抜3454m。
ヨーロッパで一番標高の高いところにある鉄道駅である。

ユングフラウ。若い乙女という意味である。

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メンヒ。

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すごいよね。

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こういうところが、フリータイムの強みで、
今日は終日自由行動日なので、好きなだけ展望台にいられる♡

何か、以前来た時よりも立派な通路が完成していた。

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氷の宮殿。
氷の上を歩くのは怖かったよ~。
ずっと手すりにつかまりながら、そろそろと、そろそろと歩く。

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氷の上で大はしゃぎのヤツ1 名。

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切符売り場ではございません。

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誰?
こんなところに、展望台作ったの!?

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日本のポスト。

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またしても、日本語。

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少し、休憩室で、スーパーで買ったチョコレートとウエハースを食べる。
美味しい〜♪

高山病を防ぐためには、糖分を取ることも有効らしい。

グッドモーニングチケットは、降りる電車の時間にも制限があるので、
そろそろ山を下りることにする。

と言っても、途中駅のアイガーグレッチャーで下車して、
クライネシャイデッグまでハイキングをすることにする。

ぜ~んぜん、初心者コースです。

天気が良くなって、暑くなってきたので、
借りていたウインドブレーカーはK に返す。

アイガーグレッチャーの駅。

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ふと見上げるとホント綺麗。

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本当に、上を向いても、下を向いても、
本当に絵になる風景ばっかり♡

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そして、目指す駅、クライネシャイデッグが見えてきた。

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K に、「杖の使い方がおばあちゃんみたいだよ。」
と言われながらも、どうにか目標達成♪

レストランのテラス席が空いていたので、K に場所取りをしてもらって、
カウンターにお昼を買いに行く。
漢字で「激辛」と書いてあるものがあり、
それがショーケースの中にあるパイだと思ったので、
その激辛パイとアップルパイを買って、席に着いた。

ところが、激辛と思ったパイは、全くの間違いで甘いアンコ風(クルミを甘く煮た?)のが
入ったもので、結局、我々は甘~いパイを2 つ、2 人で分けて食べた。
そのテラス席は、どうもテーブルでオーダーを取る席だったらしいが、
私が買い物に行っている間、ウエイトレスさんがK にオーダーを取りに来たらしいが、
K が、私を指さしたら、行ってしまったとか・・・・・・。

ごめんね~。

ちなみに、その「激辛」は、ショーケースの上にあったカップ麺(韓国製?)だったと思われる。

その後、少しまたのんびりして、
さて、グリンデルワルドに帰ろうとしたら、
ほんんどの車両は、団体貸切ばかりで、
そうでない車両に、全員が殺到するものだから、なかなか電車に乗れない。

まー空腹は満たしたし、急ぐ旅でもないんだけどね。

私の足が何ともなければ、もう何駅か歩いて山を下ってもいいのだけど、
だいたい1 駅30分~1 時間コースである。

土産物屋を見たりしながら、
1 時間ほど電車を待って、ようやく座って乗ることができた。

そして、グリンデルワルドに着いて、
山登り用のステッキを部屋に置きに行き
(だって、駅の目の前、ホテルだし♪)
それから、街の散策へ。

大通りを一通り歩き終わったところに、
K がガイドブックで見つけて食べたがっていた子牛料理が食べられるレストランを発見♪

でも、まだ夕飯の時間ではありません。

小さな街ではあるが、スーパーとか土産物屋をくまなく見て回る。

私が以前来たときは、土産物屋ばっかりだった記憶があるが、
今は、山岳用品の店がとっても増えてしまったようだ。

17時まで待って、K が待ちきれなさそうにするので、
・・・・・・お昼も小さなパイを食べただけだしね。

先ほどのレストランに向かう。
店の外には、子豚の丸焼きがぐるぐると回っていて、
道を通る人の注目を集めていた。

K は何故か大喜びだし(-_-)。

店の中と、テラスどちらにするか聞かれた。

店の中にしようと思ったが、
お店のスタッフが窓を全開にしたので、
これでは同じだと考え直して、テラス席にした。

そして、この時はまだ気づかなかった。
私たちの選択が間違っていたかもしれなかったことに。

サラダと、子牛のグリルとラクレットを頼む。
付け合せを選ぶように言われたので、ほうれん草とリゾットにした。

どこからともなく、ハエが飛んで来た。

というよりも、きっとずっと近くにいたのだろう・・・・・・。

サラダ、ラクレット、子牛料理が出てくると、
ハエはどんどん集まって来た。

え?他のテーブルには来てないよ。
客もまだいないけど。

そうして、我々とハエたちの死闘は始まった。

サラダ。
やっぱりドレッシングがすっぱい。

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ラクレット。
昔食べたラクレットのイメージとはかなり異なっていた。
昔食べたのは、ジャガイモとチーズだけだった。

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そして、子牛と

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付け合せ。
選べる付け合せの中から、ほうれん草とリゾットをチョイス。

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ハエが、テーブル、ナプキン、料理、手、顔といたる所に
集まってきて、
追い払っても、追い払ってもやってくる。

K が、「タイはもっとすごいよ。」
いや、ここタイじゃないから、スイスだから(T_T)。

そのうち、「(ハエを)食べなければいい。」とそのくらいの
感覚になって来た。

他のテーブルにも客が座り始め、料理も運ばれてきたが、
絶え間なく、ハエを追い払っているのは、私たちだけ???

どうして???

元々私たちが座ったテーブルがハエの好みだったとしか、
考えられない。
私たちが席を立った後、そのハエたちは他のテーブルに突進していったのだろうか・・・・?

料理は文句なく美味しかった。
子牛も想像通り。
量も想像通り、ハンパなかったけど・・・・・・・。

それから、ホテルに帰る。

とあるお店の店先に植えてあったエーデルワイス。

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実は咲いている実物を見るのは初めて。
アクセサリーにドライフラワーとして閉じ込めてあるのは良く見るけどね。
ちなみに、山でも1 度も見かけませんでした。

通って行ったバス。

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ホテルの入口。
可愛らしいでしょ♪

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こういうスイスちっくな装飾がとても好きである。

今日も1 日、天気が良くて大満足だった。

ただ、2 日後に行く、ツェルマットの天気予報を毎日眺めているが、
どう考えても晴れそうになく、
クルムホテルのサンライズツアーは諦めることにした・・・・・・・くしゅん。


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HIRO

こんにちは。
ユングフラウも良いなぁ。

はえが集まる席って...
by HIRO (2013-10-02 22:04) 

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